2005年10月22日
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何と良心的! コビーの乗るメカ、コビーランブルには銃やミサイルは無い!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のギャラクシーフォースの感想。

サブタイトル §

第42話「地下世界へGO!!」

あらすじ §

 アトランティスからのバドの奪回は、コビーランブルと、ギガロニアのトランスフォーマーのすぐ固まるコンクリートのおかげで成功します。

 地下世界へのルートは4つあることが分かります。

 サイバトロンは5チームに分かれ、それを目指します。

 マスターガルバトロンの部下達は、ナンバー2の地位を目指して競い合います。

 その中で、スピーディアのへっぽこコンビがホップを人質にします。ギャラクシーコンボイ達は人質を取られて手も足も出ません。

 コビーは、すぐ固まるコンクリートを入れたボールを使って、へっぽこコンビを動けないようにして、ホップを救出します。

感想 §

 今回、いちばんの収穫は、何と言ってもコビーが乗るメカ、コビーランブル……に武器が付いていないことです。

 これはですね。歴代トランスフォーマーシリーズの中でも特に好きだった超神マスターフォースでのヘッドマスタージュニアを彷彿させるのです。ヘッドマスタージュニアは子供達がトランスフォーマーにヘッドオンする存在ですが、彼らの役割はあくまで救助であって、戦いではありません (少なくともサイバトロンのヘッドマスタージュニアは)。戦いは大人の仕事です。子供達にトランスフォーマーになるという夢を見せつつ、戦いからはしっかりと切り離すという筋の通し方が、とても素晴らしいものに思えました。

 そして今回のこのコビーランブルは、まさにその精神を受け継いだような存在ですね。コビーはサイバトロンの重要な協力者であり、コビーランブルというメカを使うことも認められ、歓迎されます。しかし、武器は危険だからとして、それは取り付けられていません。

 いや本当に、この作品がますます好きになりました。

更に感想 §

 コビーランブルが変形するときに、「トランスフォーム」と叫ぶことに固執するギャラクシーコンボイ。きっと、彼は嬉しかったのでしょうね。異質だった人間のコビーも、彼らと同じようにトランスフォームできるということが。

 もう1つ、サイズの異なる仲間達が結集したとき、特に小さな人間達には、他のメンバーにはできない役割が生じることになりますね。そういう描写もきちんと描けているのが良いと思います。大きい奴も、小さい奴も、みんな信頼しあった仲間として協力して進むことの気持ちよさ、感動というものは確かにあります。

今回の一言 §

 そういえば、ランブルというトランスフォーマーが無印トランスフォーマーにいたような気が……。

 調べてみたらこいつか。カセットロンの一人。つまり、サウンドウェーブから出てくる仲間達の一人ですね。